エアフライヤーやノンフライヤーの購入を検討するとき、「ノンフライヤー 選び方」といったキーワードで情報を探す方も多いでしょう。本記事では、揚げ物風調理や冷凍食品の調理、肉や魚の焼き調理、惣菜の温め直しに便利なスマートエアフライヤー・ノンフライヤーの選び方を、容量や温度、バスケット形状、アプリ機能、お手入れのポイントにわけてわかりやすく解説します。
実際の製品ごとに仕様や機能が異なるため、容量、設置条件、操作方法、お手入れの違いを具体的に確認していきます。記事後半では、Amazonと楽天市場で同じ条件を比較する際の確認点も紹介します。
エアフライヤーとノンフライヤーの違いは?
日本で「ノンフライヤー」、海外では「air fryer(エアフライヤー)」と表記されることが多い製品群ですが、基本的には高速熱風循環で食材を加熱する卓上調理家電です。名称に明確な規格はなく、同タイプの製品でもメーカーや販売ページによって呼称が異なります。
一方で「電気フライヤー」と呼ばれる製品は、油に食材を浸して揚げる方式であり、調理方法が根本的に違います。エアフライヤーは油へ食材を浸さず、主に熱風で調理します。食材やメニューによっては、少量の油を吹きかけたり塗布したりする場合があります。
さらに「スマートエアフライヤー」と呼ばれる製品は、機種によりスマートフォンアプリ連携や音声アシスタント対応、遠隔操作、予約機能の有無が分かれるため、あえて同一のカテゴリとして扱う際は機能差を注意して比較してください。
最初に作りたい料理を整理しよう
調理したい料理によって、求める容量や温度帯、バスケットの広さ、機能が変わります。例えば:
- 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど)
- 冷凍食品の加熱(冷凍フライ、ピザ、餃子など)
- 肉や魚の焼き調理(ステーキ、焼き魚など)
- 惣菜の温め直し(お弁当のおかずなど)
用途によっては低温調理や発酵、乾燥機能が欲しい場合もあるでしょう。また、一度に調理する量や家族人数も容量選びの重要なポイントです。
ただしメーカーが「○人分」と案内している数字は想定される食材の盛り付け量に基づくため、単純に人数だけで容量を判断しないほうが良いです。一度に調理する量はバスケットの内寸や底面に広げられる食材の面積と厚みを参考にしましょう。
バスケット型・庫内型・二室型の違いを知る
バスケット型
一般的に多いのが引き出し式のバスケット型です。食材を一層に広げられる「底面積」や「クリスパープレートの形状」が重要な仕様です。容量はリットル表記でされることが多いですが、バスケットの奥行きや深さも考慮し、一度に並べられる食材の量や重ねる必要の有無を確認しましょう。
またバスケットの取り外しや洗浄のしやすさ、ハンドルを含む奥行や前方の完全引き出し空間の確保も設置面で必須です。
庫内型(オーブン型)
庫内にトレイやラックを差し込んで加熱するタイプは、庫内の段数やトレイサイズ、熱風循環の仕組みが製品ごとに異なり、バスケット型とは比較点が変わります。扉を開けるための前方スペースや庫内の清掃性も確認すると良いでしょう。
二室・デュアルバスケット型
左右に独立した2つのバスケットを持ち、別々に異なる設定ができる機種です。合計容量が大きくても、一室あたりの容量やサイズ制限、消費電力、洗浄部品数などを見て選ぶ必要があります。
容量は表記のリットルだけで判断しない
ノンフライヤーの容量は「リットル表記」を参考にしがちですが、バスケットの内寸や底面積、クリスパープレートサイズを把握することが大切です。リットル数が多くても、底面が狭く深い構造だと食材を一層に並べにくい場合があります。
実際に料理を作りたい量は、公式レシピや最大線の案内も参考にしてください。熱風の循環を妨げず、おいしく加熱するためには食材を重ねすぎず、食材同士の間隔をあけることが重要です。
また、バスケットは重量も確認し、毎日の取り扱いで負担にならないか考慮しましょう。
温度・時間・調理モードの比較ポイント
製品によって設定できる温度範囲や調理時間は異なります。ノンフライヤーの温度は最低40℃~最高230℃程度までの機種があり、時間設定も最短数分から最大24時間までと幅があります。
調理モードには、予熱、保温、温め直し、解凍、低温調理、乾燥、発酵などがあり、全機種が全機能に対応しているわけではありません。例えば、低温調理の温度や時間設定ができても、すべての食材に適用できるわけではないため、製品の対応レシピや注意書きを確認してください。
また調理中にバスケットを取り出した際の一時停止機能の有無も快適さに影響します。
食材の置き方や少量の油の使い方
熱風が食材全体に均一に循環しないと加熱むらが生じるので、食材は重ならないよう一層に広げるのが基本です。一部製品は「裏返し不要」と説明されますが、すべての料理・量・食材で使えるとは限りません。
少量の油をスプレーまたは塗布すると仕上がりの風味や食感が変わる場合もありますが、メーカーによって案内が異なります。過度に「油なし」と断定せず、使用する油や量はご自身の好みやレシピに合わせて調整しましょう。
アプリ・Wi-Fi機能でできることと注意点
「スマートエアフライヤー」と呼ばれるWi-FiやBluetooth対応機種は、以下の操作機能が個別に異なります。
- レシピの閲覧
- レシピから温度・時間をワンタッチ設定
- 手動で温度・時間設定
- 調理開始・一時停止
- 調理状況のリアルタイム確認
- 完了通知の受信
- 予約調理の設定
- 複数ユーザーのアカウント共有
- 音声アシスタント連携
アプリがあれば外出先から自由に調理開始できる、予約機能があれば生鮮食品を室温に長時間放置できる、などの使い方は推奨されません。調理予約や遠隔起動は、メーカーのレシピや食品保存のガイドラインに沿って安全に利用することが必要です。
通信環境としては、対応するWi-Fi周波数帯やBluetoothの有無、スマホの対応OSやアカウント設定、ルーター交換後の再接続方法、通信障害時の操作方法も事前に確認しておきましょう。
詳しくは、スマートフォンアプリ・通信面の注意についてはスマートホームに必要なWi-Fi環境の整え方もご参照ください。
代表的な現行製品の機能例
以下は代表的なスマートエアフライヤー・ノンフライヤーの例で、機能の違いを知るために紹介します。詳細なスペックや最新情報は各公式ページで必ずご確認ください。
| 製品名 | 容量 | 温度範囲 | 消費電力 | アプリ対応 | お手入れ対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| Xiaomi スマートエアフライヤー 4.5L (MAF14) | 4.5L | 40~200℃ | 1200W | Xiaomi Home対応、レシピ閲覧、タイマー設定など | バスケット・プレート食洗機対応 |
| Xiaomi エアフライヤー エッセンシャル 6L | 6L | 80~200℃ | 1550W | 非アプリ、ダイヤル式操作 | ノンスティックコーティング、食洗機対応部分あり |
| COSORI LITE 3.8L SMART | 3.8L | 最大230℃ | 1230W | VeSyncアプリ対応、予約、通知等 | バスケット・クリスパープレート食洗機対応 |
| COSORI TurboBlaze 6.0L | 6L | 30~230℃ | 1500W | 非アプリ、ダイヤル操作 | ノンスティックコーティング |
これらの製品は、仕様や機能が異なるため用途や設置場所、予算に応じて比較検討してください。

設置場所・排熱・電源のポイント
エアフライヤーは加熱時に高温の熱風を循環させ、上部や背面から熱気を排出します。そのため、設置場所には以下の確認が必要です。
- 本体の幅、高さ、ハンドルを含む奥行き
- バスケットを完全に引き出す前方の空間
- 上部や背面の排熱空間の確保(機種別の取扱説明書を優先)
- 吸気口と排気口のふさがり防止
- 電源コードの長さとコンセントまでの距離
- 可燃物(カーテン、紙、布類)から十分に離す
- シンクやコンロなど水や熱源から遠ざける
- 子どもやペットの届きにくい位置の検討
機種によって必要な空間は異なるため、たとえばCOSORI LITE 3.8L SMARTでは上部と背面に13cm以上の空間確保を推奨していますが、他機種にそのまま当てはめないでください。
また水平で耐熱性能のある安定した場所に設置し、排気口近辺にコードや可燃物を置かないことも重要です。

クッキングペーパー・アルミホイルの利用上の注意
クッキングペーパーやアルミホイルをバスケットに敷いて使うことがありますが、熱風の流れを妨げるリスクがあるため注意が必要です。
- バスケット底面やクリスパープレート全体を覆わない
- 通気孔をふさがないように配置する
- 空のまま紙だけ入れて予熱しない
- 軽い紙は食材で押さえ、飛ばされない工夫をする
- 加熱管や発熱体の近くに紙やホイルを置かない
- 用紙やホイルの耐熱温度を製品仕様で確認する
- 食材の油脂やカスのたまりやすさも考慮する
メーカーの公式FAQによれば、加熱中に紙が加熱管に付着し、不具合の原因になる場合もあるため、使用は製品ごとの推奨条件に従いましょう。専用紙の使用で必ず安全とかお掃除不要とは限りません。
調理前後の安全確認・お手入れの基本
安全で快適な使用のために、使用後のお手入れは非常に重要です。基本手順は以下の通りです。
- 調理終了後、電源を切りプラグを抜く
- バスケットやプレートなど部品が十分に冷めてから取り外す
- 油や食品カスを柔らかなスポンジや布で洗う
- 吸気口、排気口、内部の汚れも点検し清掃する
- 食洗機対応の部品は機種ごとに確認し使用する
- 部品を十分に乾燥させてから元の位置に戻す
- コーティングの傷やバスケットの歪み、ハンドルの緩みなども確認
- 電源コードやプラグの損傷などを日常点検する
金属たわし、研磨剤、鋭利な道具はコーティングを傷めるため使わないでください。また、本体は水洗いせず、布で拭き取るだけが一般的です。

スマート自動調理鍋やオーブンレンジとの違い・使い分け
スマートエアフライヤーは、熱風で食材表面を加熱し、揚げ物風調理、焼き物、温め直しなどに使われます。内釜で無水調理や圧力調理を行うスマート自動調理鍋とは調理原理が異なります。これらの違いを詳しく知りたい場合はスマート自動調理鍋・電気圧力鍋の選び方をご覧ください。
また、オーブンレンジやグリルと比べると、エアフライヤーは食材を一層に並べて熱風を循環させる構造が特徴です。レンジやオーブンの使い分けについてはスマートオーブンレンジの選び方で詳しく紹介しています。
購入候補を絞るときの確認順序
候補を比較するときは、最初に本体寸法と排熱空間を確認し、次にバスケットの内寸、底面積、一度に並べられる食材量を比べます。その後で温度範囲、調理モード、アプリ機能、お手入れ方法を確認すると、必要な条件と便利機能を分けて判断しやすくなります。
商品ページに容量だけが大きく表示されている場合でも、ハンドルを含む奥行、バスケットを引き出す前方空間、洗う部品数まで確認します。家族人数や広告上の調理例だけで決めず、普段作る料理の大きさとキッチンの空き寸法を照合することが重要です。
Amazonと楽天市場で、容量・バスケット形状・温度範囲・消費電力・アプリ対応・洗浄部品を同じ条件で比較する
エアフライヤーやノンフライヤーは多種多様な機種が存在し、容量、バスケット形状や内寸、温度範囲、消費電力、スマートフォンアプリ対応の有無、洗浄可能な部品の違いなど比較すべきポイントが多いです。
下記リンクから、ご自身の求める条件に合わせて最新の製品情報をAmazonと楽天市場で比較検討いただけます。
まとめ
スマートエアフライヤー・ノンフライヤーの選び方は、最初に作りたい料理と一度に調理する量、必要な機能を整理することが重要です。容量はリットル表記だけで判断せず、バスケットの内寸や底面積、一層に広げられる食材量をチェックしましょう。
温度・時間・調理モードは機種により異なり、低温調理や発酵対応も製品ごとに差があります。アプリ連携製品は多機能ですが、操作性や通信環境、予約機能の安全な使い方についても慎重に検討してください。
設置場所は排熱空間やコード長、耐熱安定面の確保が不可欠で、高温排気による周囲への影響も考慮しましょう。調理後は、部品の取り外し方を確認し、洗浄後に十分乾燥させます。
なお、スマート自動調理鍋やオーブンレンジとは調理方式や用途が異なり、ニーズに応じて使い分けるのがおすすめです。
各製品の詳細スペックや対応機能は変わることがあるため、購入前に公式情報や取扱説明書で最新の仕様をよくご確認ください。